2013年1月10日木曜日

「情報伝達」と「新メンバー開拓」の基本に戻れば・・・

 9日、ブログの使い方講習会を開きました。複数の投稿が可能なブログの機能を十分活かしたいと考え、講師とチームリーダー2名の参加で会話が弾みました。
 その時の話題で特に印象に残ったのは、ブログの他にツイッターやフェイスブックなど、いわゆるインターネットをつかった情報伝達とは対照的な情報伝達の方法です。それは、「個別訪問」と言われるもので、個人宅のドアをたたき、開けてもらって玄関でお話をするやり方です。
 一人ひとりと直接対話を行う目的で、初対面の人に話かけることは勇気がいるでしょう。でも、人は直接会って話すと、意外と多くの情報を与えてくれます。「個別訪問」を実行することで、問題に対する地域の関心の度合いがよくわかり、その問題を地域の利益と結びつけ、関心を広げるきっかけになるかもしれません。
 「戸別訪問」をやりやすくする方法はいくつもあります。まず、言おうとする事を事前にきちんと組み立てておくと、玄関での「セリフ」がスムーズに出てきます。
「私は・・・です」「私は放射能汚染がれきの広域処理を心配するグループのメンバーです」「これは放射能問題に関する資料です」「私たちがお願いしたいのは、この地域の○○会館で放射能汚染がれき問題に関する私たちの心配と、地域として共に何ができるかについて話し合う小さなミーティングに来ていただくことです」
相手はあなたが誰なのか、どこから来たのか、目的は何なのか、いくらかかるのかなどと考えている間に、あなたの「セリフ」がスムーズに相手の耳に入れば最初のハードルは越えたことになるでしょう。その後は、あなたと相手との言葉のキャッチボールがどれだけできるかによって決まります。
あなたが自宅で戸別訪問を受けた時の経験を思い出してください。あなたは何を決め手に相手と話すことにしますか?そしてどんなときにドアを閉めることにしますか?
私たちに必要なことは、化粧品を販売している場合と基本的に同じだと思います。たとえ私たちが販売しているのが、○○○反対運動であっても、相手が説明に耳を傾け、販売するものに関心を寄せてもらわなければなりません。
組織作りの基本原則のなかに、「新しいメンバーとして何百人を一度に一人ずつ開拓する」という項目があります。やはり人と会って対話をすることは、組織をつくるため、関心を寄せる人の数を増やすための基礎ですね。
ブログの使い方を学習しながら、その一方で、「運動を拡げていくためには、インターネットだけに頼らず、これからはバランスよく、人と人の会話によって生まれる関係も大切にしていこう」と思いました。
この文章、うまく投稿できますように~。

3 件のコメント:

  1. 投稿される方の、ニックネームを記名したら、どうでしょうか?

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    1. たかねさん、さゆりです。一応、投稿者の名前が左下の隅に自動的に出るようになっています。見えますか?

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